ながせのつぶやき✍️
こんちは永瀬です
————————————
♚往年今日♚
2022/12/28 22:00
もうすぐ今年終わりますね
スキーしたかったですわ。
2021/12/28 22:00
みなさんはもう仕事納めしたのかな?
納めたみなさん今年もお疲れ様でした
まだの方はもう少し頑張ろう~
ところでおれって仕事納めいつなんだろ
なか毎年納まりきってないよね?
なんならちょっと滞納してるよね?
まぁ楽しいからいっか!
残り3日気張ります。
2020/12/28
今日外に出ようと思ってたけど出れずでした。
なぜなら昼寝したからです
あ一あ一。笑
2019/12/28
みんなはもう仕事納めたのかな?
一年間おつかれっした
あたしは納めるとか無いけど
気合い入れますぜー
(∂ω∂) じゃまたー #永濑廉[超话]#
——————————
2020/12/28
廉のあげてたやつも大吾のやつもいいなぁ一きれいな3ショットで。
正門の自撮りには非協力的な永潮さんでした。
2020/12/28 ZIP
こんちは永瀬です
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♚往年今日♚
2022/12/28 22:00
もうすぐ今年終わりますね
スキーしたかったですわ。
2021/12/28 22:00
みなさんはもう仕事納めしたのかな?
納めたみなさん今年もお疲れ様でした
まだの方はもう少し頑張ろう~
ところでおれって仕事納めいつなんだろ
なか毎年納まりきってないよね?
なんならちょっと滞納してるよね?
まぁ楽しいからいっか!
残り3日気張ります。
2020/12/28
今日外に出ようと思ってたけど出れずでした。
なぜなら昼寝したからです
あ一あ一。笑
2019/12/28
みんなはもう仕事納めたのかな?
一年間おつかれっした
あたしは納めるとか無いけど
気合い入れますぜー
(∂ω∂) じゃまたー #永濑廉[超话]#
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2020/12/28
廉のあげてたやつも大吾のやつもいいなぁ一きれいな3ショットで。
正門の自撮りには非協力的な永潮さんでした。
2020/12/28 ZIP
2023.12.28
FANTASTICS中島颯太インタビュー ロングバージョン<2>
2023年12月28日 12時0分スポーツ報知
人気ダンス&ボーカルグループのFANTASTICSの3枚目のアルバム「FANTASTIC ROCKET」が5日発売された。リード曲の「STARBOYS」についてボーカルの中島颯太(24)は「サビも分かりやすくキャッチーな曲」と手応えを感じている。俳優としてはフジテレビ系「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(1月6日スタート、土曜・後11時40分)が控えるが「役者として一つの勝負になる」とも。2月からの初のアリーナツアーや人生イチしんどかった“事件”なども聞いた。(ペン・国分 敦)
今年はホールツアーを完走し、来年はアリーナツアーが控える。確実にステップアップしているが、ファンタが目指すグループ像はどう描いているのか…。
「2024年はアリーナツアーから始まりますが、そこでいい流れを作って、一気にファンタスティックの年にしたいです。ライブでいうとドームやスタジアムツアーもやりたいですけど、一番はヒット曲を出して誰もが『ファンタのこの曲知ってる』っていうのが欲しいです。それに僕らしかないできない新しいエンタメを作りたいっていう気持ちもあります。ファンタって変幻自在で何色にも染まれる。アルバムでもいろんなジャンルの音楽が入っているし、メンバー全員が舞台やドラマに出演したり。いろんなエンタメ性も出せる可能性があるグループだと思っています」
個人としては出演ドラマ「おっパン」が1月からスタートする。中島は凝り固まった偏見を持つ主人公・沖田誠(原田泰造)の固定観念を打ち壊して、アップデートさせるゲイ役の青年・五十嵐大地を演じる。
「大地君ってドラマのキーパーソンなんです。いろんな悔しいことや大変なことを乗り越えた、とことん前向きなポジティブな青年です。そこは個人的にも重なる部分があったんで、オファーを頂いた時に絶対やりたいと思いました。今回、ドラマでは原作とちょっと違ったアプローチになっています。脚本の藤井清美さんが漫画にはない部分をドラマ用に描いてくれているので、新しい大地君にパワーもらいながら楽しくやっています」
―ゲイの役で何か参考にすることとかはあったのか。
「特になかったです。大地君はゲイで彼氏もいますが、ドラマはBL(ボーイズ・ラブ)がメインではなく『多様性の時代で、泰造さん演じる沖田誠をいろんな面でアップデートさせていく』っていうことがテーマです。そこは監督さんとも話し合って『誠さん含めて出会った方を尊敬しながら“好き”っていうモノに重きを置いて、それぞれの形で愛を表現していくことが大知君に当てはまる』ということになりました。今は多様性の時代ですし、皆さんに知ってほしい温かい作品です」
―原田泰造との共演はどうか。
「劇中で泰造さんとの掛け合いが多いんですが、演技にすごく本気なんですよ。僕の話やセリフを聞いた上での演技をしてもらったりとか、逆に泰造さんが持ってくるプランとかもあって…。お互いいろいろやり合いながらも、僕は泰造さんに乗せられて心から演技をさせてもらっている感じです。いいシーンもめちゃくちゃ多いですよ(笑い)。アドリブはないんですが、泰造さんってアドリブっぽい演技がうまくて、監督さんもクスっと笑ったりすることもあります。『おっパン』の沖田誠は泰造さんにははまり役過ぎます」
撮影前に脚本が全話完成していたことも、プラスに働いたようだ。
「今回、僕にとって良かったの撮影前にドラマ全体が見えたことでした。藤井さんが本読みの段階で、すでに全11話作ってくださっていたんです。これってなかなかないことですが、内容を全部分かった状態で取り組めたのラッキーでした。今、6話ぐらいを撮影中ですが、完全な順撮りじゃないんです。最初に10話のシーンも撮ったし、ある日は1話で次の日は11話の撮影もありました。自分は順撮りでもいけますが、全話分がしっかり頭に入っている方が、何も分からず進んでいくよりはやりやすいです」
2020年にグループ初主演ドラマ「マネキン・ナイト・フィーバー」で俳優業に挑戦した。以来、バラエティーのドラマ企画や単発でのゲスト出演を重ねてきたが、自身の中で役者の比重はどのくらいなのか…。
「お芝居はずっとやりたかったです。僕、基本的に人がすごい好きで『人ってどう考えてんだろう』って、よく人の仕草とか人間観察しています。いろんな人と会って話をするのも好きで、それも演技につながっている感じもしていたので、めちゃくちゃ挑戦したかったです。今までファンタのメンバーとドラマや舞台で演技をやったり、単発のドラマはありましたが、しっかりした役をもらって全話に出演したと思っていたので『おっパン』はうれしかったです」
―今回のドラマは満を持しての出演か。
「自分は音楽もめちゃくちゃ好きで、最初はアーティストとしてデビューしています。“音楽第一”のスタンスは昔から変わっていませんが『演技をやってみたい』と、以前からマネジャーさんには伝えていました。ただいろんなことに手を出して、変に器用貧乏にはなりたくない気持ちも強かった。そういう意味では、今回のドラマは一つ勝負だと思っています」(明日に続く)
FANTASTICS中島颯太インタビュー ロングバージョン<2>
2023年12月28日 12時0分スポーツ報知
人気ダンス&ボーカルグループのFANTASTICSの3枚目のアルバム「FANTASTIC ROCKET」が5日発売された。リード曲の「STARBOYS」についてボーカルの中島颯太(24)は「サビも分かりやすくキャッチーな曲」と手応えを感じている。俳優としてはフジテレビ系「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(1月6日スタート、土曜・後11時40分)が控えるが「役者として一つの勝負になる」とも。2月からの初のアリーナツアーや人生イチしんどかった“事件”なども聞いた。(ペン・国分 敦)
今年はホールツアーを完走し、来年はアリーナツアーが控える。確実にステップアップしているが、ファンタが目指すグループ像はどう描いているのか…。
「2024年はアリーナツアーから始まりますが、そこでいい流れを作って、一気にファンタスティックの年にしたいです。ライブでいうとドームやスタジアムツアーもやりたいですけど、一番はヒット曲を出して誰もが『ファンタのこの曲知ってる』っていうのが欲しいです。それに僕らしかないできない新しいエンタメを作りたいっていう気持ちもあります。ファンタって変幻自在で何色にも染まれる。アルバムでもいろんなジャンルの音楽が入っているし、メンバー全員が舞台やドラマに出演したり。いろんなエンタメ性も出せる可能性があるグループだと思っています」
個人としては出演ドラマ「おっパン」が1月からスタートする。中島は凝り固まった偏見を持つ主人公・沖田誠(原田泰造)の固定観念を打ち壊して、アップデートさせるゲイ役の青年・五十嵐大地を演じる。
「大地君ってドラマのキーパーソンなんです。いろんな悔しいことや大変なことを乗り越えた、とことん前向きなポジティブな青年です。そこは個人的にも重なる部分があったんで、オファーを頂いた時に絶対やりたいと思いました。今回、ドラマでは原作とちょっと違ったアプローチになっています。脚本の藤井清美さんが漫画にはない部分をドラマ用に描いてくれているので、新しい大地君にパワーもらいながら楽しくやっています」
―ゲイの役で何か参考にすることとかはあったのか。
「特になかったです。大地君はゲイで彼氏もいますが、ドラマはBL(ボーイズ・ラブ)がメインではなく『多様性の時代で、泰造さん演じる沖田誠をいろんな面でアップデートさせていく』っていうことがテーマです。そこは監督さんとも話し合って『誠さん含めて出会った方を尊敬しながら“好き”っていうモノに重きを置いて、それぞれの形で愛を表現していくことが大知君に当てはまる』ということになりました。今は多様性の時代ですし、皆さんに知ってほしい温かい作品です」
―原田泰造との共演はどうか。
「劇中で泰造さんとの掛け合いが多いんですが、演技にすごく本気なんですよ。僕の話やセリフを聞いた上での演技をしてもらったりとか、逆に泰造さんが持ってくるプランとかもあって…。お互いいろいろやり合いながらも、僕は泰造さんに乗せられて心から演技をさせてもらっている感じです。いいシーンもめちゃくちゃ多いですよ(笑い)。アドリブはないんですが、泰造さんってアドリブっぽい演技がうまくて、監督さんもクスっと笑ったりすることもあります。『おっパン』の沖田誠は泰造さんにははまり役過ぎます」
撮影前に脚本が全話完成していたことも、プラスに働いたようだ。
「今回、僕にとって良かったの撮影前にドラマ全体が見えたことでした。藤井さんが本読みの段階で、すでに全11話作ってくださっていたんです。これってなかなかないことですが、内容を全部分かった状態で取り組めたのラッキーでした。今、6話ぐらいを撮影中ですが、完全な順撮りじゃないんです。最初に10話のシーンも撮ったし、ある日は1話で次の日は11話の撮影もありました。自分は順撮りでもいけますが、全話分がしっかり頭に入っている方が、何も分からず進んでいくよりはやりやすいです」
2020年にグループ初主演ドラマ「マネキン・ナイト・フィーバー」で俳優業に挑戦した。以来、バラエティーのドラマ企画や単発でのゲスト出演を重ねてきたが、自身の中で役者の比重はどのくらいなのか…。
「お芝居はずっとやりたかったです。僕、基本的に人がすごい好きで『人ってどう考えてんだろう』って、よく人の仕草とか人間観察しています。いろんな人と会って話をするのも好きで、それも演技につながっている感じもしていたので、めちゃくちゃ挑戦したかったです。今までファンタのメンバーとドラマや舞台で演技をやったり、単発のドラマはありましたが、しっかりした役をもらって全話に出演したと思っていたので『おっパン』はうれしかったです」
―今回のドラマは満を持しての出演か。
「自分は音楽もめちゃくちゃ好きで、最初はアーティストとしてデビューしています。“音楽第一”のスタンスは昔から変わっていませんが『演技をやってみたい』と、以前からマネジャーさんには伝えていました。ただいろんなことに手を出して、変に器用貧乏にはなりたくない気持ちも強かった。そういう意味では、今回のドラマは一つ勝負だと思っています」(明日に続く)
Merry Christmas
ーespressivoー
零と士欧の到着待ち&クリスマスパーティーの開会待ちで、呂庵と玄尉は思い思いに時間を潰していた。
2人には無理に会話をしなくても、気まずくないだけの関係性がある。
呂庵はパラパラと雑誌をめくって。
玄尉は楽譜を取り出して、赤ペンでさらさらと書き込みをしていた。
ふと、呂庵が楽譜に書かれた文字を指さして、玄尉に尋ねる。
「これ、どういう意味?」
「ん? …あぁ。
呂庵のようにってこと」
***
昔から、感情をコントロールするのが苦手だった。
子供の頃は『感情豊か』で、大人になった今は『感情過多』だ。
生まれながらの体質で汗っかきな人がいるように、自分は感情の『量』が少々多すぎるのかもしれない。
そんなことを、小さい頃から結構本気で考えている。
何かの切っ掛けで吹き出す感情は、まるで噴水か、間欠泉だ。
心臓のあたり、体の中心からぐわっと込み上げる、あの感情の波は、あの勢いは、何なのだろう。
こらえきれない生理現象みたいに、どうにかする間もなく飲み込まれてしまう。
成長したら。
成人したら。
大人になったら。
もう少しマシになると信じていたのに、正直ほとんど変わっていない。
なんなの、もう。
喜怒哀楽のうち『喜』と『楽』は、周りに迷惑をかけるものではないから、まだいいとして、問題なのは『怒』と『哀』だ。
いち社会人として、この2つをコントロールできないのは、本当に不味い。
そういう自覚はあるのだ、これ以上なく。
納得いかないことを飲み込みきれずに、涙が出て。
言いたいことがあるのにうまく言えずに、涙が出て。
泣きたくないのに、涙が出て。
改めて考えると、本当に俺は泣いてばかりだなぁ、と、ため息が出る。
『泣いたら許されると思うなよ』
『いい大人が泣くな』
本当にね?
自分自身でも思います。
少々痛い言葉を投げられても、『そりゃそうだ』と納得して、それでもやっぱり泣いてしまう。
せめてもの救いは『怒』がそのまま『哀』に移行するタイプだったことだろうか。
職業柄、怒りのままに行動していたら、今頃この場にはいないに違いない。
警察沙汰、週刊誌のネタ、考えるだけでぞっとする。
『泣き虫』『子供っぽい』と呆れられるくらいで済んでいる現状は、いっそ恵まれているのかもしれないね?
***
「espressivo……表情に富む、表情豊かに、かぁ」
スマホで調べて、ため息をつく。
玄尉はそれに、首を傾げた。
「言っとくけど、褒め言葉のつもり」
「え〜?」
「何で不満そうなんだよ」
「俺的には、クロのポーカーフェイスの方がいいもん」
「俺は、ポーカーフェイスでもなんでもなくて、表情筋の可動域が狭いだけ」
「……そういう人、知り合いにいるな。志季とか志季とか志季とか志季とか」
「篁さんがポーカーフェイスなのは伝わった」
顔見知りだっけと尋ねたら、この間、一緒にお汁粉を飲んだと教えてくれた。
どういう状況だ。
突っ込みどころしかない。
「あと、グラビの新と、ロクダンの悠人もかなぁ」
「……結構多いな」
「……俺もそう思った。
ポーカーフェイスっていう意味だともっと多いよね。
まず、零さんでしょ?
柊羽と孝明もそうだし……
……。
……。
……。
元ユニ、表情筋、仕事してる?????」
「プロとしてその場にあった顔を作るのが、上手いだけだろ。尊敬する」
「あ、どうもどうも」
「呂庵以外をな?」
「ちょっと」
「ふふっ」
玄尉がほんとにかすかに、だけど柔らかく笑って、思わずつられて笑った。
玄尉は『espressivo』の文字に、持っていた赤ペンで花マルを付けた。
「『表情豊かに』
白と黒。モノクロの楽譜を極彩色に彩ってやれってことだよ」
「うん?」
「心の色をそのまま表現できるのは、真っ白なキャンバスに筆を走らせる度胸があるヤツだけだ。
大人になると大抵は、小手先の技を覚えて下手になる。
うまく言えないけど、呂庵は、そのままで良いと思う」
「……」
「顔、赤いけど?」
「『espressivo』なもので!」
「ははっ」
我慢できない涙を恥じていた過去の自分に、聴かせてあげたい言葉だと思った。
少し遅めのクリスマスプレゼント。
泣き虫も、怒りん坊も、あわてんぼうも。
今夜は皆が笑顔になりますように!
#メリクリ##ᶫᵒᵛᵉ♡pionix#
ーespressivoー
零と士欧の到着待ち&クリスマスパーティーの開会待ちで、呂庵と玄尉は思い思いに時間を潰していた。
2人には無理に会話をしなくても、気まずくないだけの関係性がある。
呂庵はパラパラと雑誌をめくって。
玄尉は楽譜を取り出して、赤ペンでさらさらと書き込みをしていた。
ふと、呂庵が楽譜に書かれた文字を指さして、玄尉に尋ねる。
「これ、どういう意味?」
「ん? …あぁ。
呂庵のようにってこと」
***
昔から、感情をコントロールするのが苦手だった。
子供の頃は『感情豊か』で、大人になった今は『感情過多』だ。
生まれながらの体質で汗っかきな人がいるように、自分は感情の『量』が少々多すぎるのかもしれない。
そんなことを、小さい頃から結構本気で考えている。
何かの切っ掛けで吹き出す感情は、まるで噴水か、間欠泉だ。
心臓のあたり、体の中心からぐわっと込み上げる、あの感情の波は、あの勢いは、何なのだろう。
こらえきれない生理現象みたいに、どうにかする間もなく飲み込まれてしまう。
成長したら。
成人したら。
大人になったら。
もう少しマシになると信じていたのに、正直ほとんど変わっていない。
なんなの、もう。
喜怒哀楽のうち『喜』と『楽』は、周りに迷惑をかけるものではないから、まだいいとして、問題なのは『怒』と『哀』だ。
いち社会人として、この2つをコントロールできないのは、本当に不味い。
そういう自覚はあるのだ、これ以上なく。
納得いかないことを飲み込みきれずに、涙が出て。
言いたいことがあるのにうまく言えずに、涙が出て。
泣きたくないのに、涙が出て。
改めて考えると、本当に俺は泣いてばかりだなぁ、と、ため息が出る。
『泣いたら許されると思うなよ』
『いい大人が泣くな』
本当にね?
自分自身でも思います。
少々痛い言葉を投げられても、『そりゃそうだ』と納得して、それでもやっぱり泣いてしまう。
せめてもの救いは『怒』がそのまま『哀』に移行するタイプだったことだろうか。
職業柄、怒りのままに行動していたら、今頃この場にはいないに違いない。
警察沙汰、週刊誌のネタ、考えるだけでぞっとする。
『泣き虫』『子供っぽい』と呆れられるくらいで済んでいる現状は、いっそ恵まれているのかもしれないね?
***
「espressivo……表情に富む、表情豊かに、かぁ」
スマホで調べて、ため息をつく。
玄尉はそれに、首を傾げた。
「言っとくけど、褒め言葉のつもり」
「え〜?」
「何で不満そうなんだよ」
「俺的には、クロのポーカーフェイスの方がいいもん」
「俺は、ポーカーフェイスでもなんでもなくて、表情筋の可動域が狭いだけ」
「……そういう人、知り合いにいるな。志季とか志季とか志季とか志季とか」
「篁さんがポーカーフェイスなのは伝わった」
顔見知りだっけと尋ねたら、この間、一緒にお汁粉を飲んだと教えてくれた。
どういう状況だ。
突っ込みどころしかない。
「あと、グラビの新と、ロクダンの悠人もかなぁ」
「……結構多いな」
「……俺もそう思った。
ポーカーフェイスっていう意味だともっと多いよね。
まず、零さんでしょ?
柊羽と孝明もそうだし……
……。
……。
……。
元ユニ、表情筋、仕事してる?????」
「プロとしてその場にあった顔を作るのが、上手いだけだろ。尊敬する」
「あ、どうもどうも」
「呂庵以外をな?」
「ちょっと」
「ふふっ」
玄尉がほんとにかすかに、だけど柔らかく笑って、思わずつられて笑った。
玄尉は『espressivo』の文字に、持っていた赤ペンで花マルを付けた。
「『表情豊かに』
白と黒。モノクロの楽譜を極彩色に彩ってやれってことだよ」
「うん?」
「心の色をそのまま表現できるのは、真っ白なキャンバスに筆を走らせる度胸があるヤツだけだ。
大人になると大抵は、小手先の技を覚えて下手になる。
うまく言えないけど、呂庵は、そのままで良いと思う」
「……」
「顔、赤いけど?」
「『espressivo』なもので!」
「ははっ」
我慢できない涙を恥じていた過去の自分に、聴かせてあげたい言葉だと思った。
少し遅めのクリスマスプレゼント。
泣き虫も、怒りん坊も、あわてんぼうも。
今夜は皆が笑顔になりますように!
#メリクリ##ᶫᵒᵛᵉ♡pionix#
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