#两会聊一聊# 【与时代共舞 彰显职业教育贡献力】#两会观察#
今年的政府工作报告提出要“深入实施科教兴国战略,坚持教育强国、科技强国、人才强国建设一体统筹推进,创新链产业链资金链人才链一体部署实施”“大力提高职业教育质量”。职业教育相关话题,成为今年全国两会期间最受关注的话题之一。
服务人的全面发展、服务经济社会发展和服务国家重大战略,是新时代赋予职业教育的历史使命。推进职业教育高质量发展,必须紧扣时代经济发展脉搏,深化产教融合,实现与产业发展和城市建设的同频共振、互融共生;必须在科教兴国战略中找准坐标、厚植优势、彰显贡献,深化科教融汇,找准“科”与“教”的契合点,加快培养适应新质生产力要求的能工巧匠。
与“城”共兴,融合发展,做经济增长的强变量。近年来,职业教育产教融合在制度、理念、实践等方面取得了重大成果和显著成效。面对新时代经济发展的新形势和构建现代职教体系的新任务,产教融合需要持续提升层次、走向深入、创新形态。
产教城一体化是产教融合的高级形态,是中国特色产教融合体系的重要组成部分,能够在更广领域、更多层面上促进教育和产业的集聚联合,实现产教融合、产城融合、教城融合。推进职业教育发展与建设高质高效的现代产业体系、宜居宜业的新型城市结合起来,要强化规划同步,战略协同。将产教城一体化发展纳入地方经济社会发展规划以及城乡布局、产业布局和重大生产力布局规划,同步推进产教城一体化发展政策制定、要素支持和重大项目建设。要强化空间聚合,协同育人,将职业院校植入城市、专业办学融入园区、专业建设对接产业发展,打破围墙,引校入园,引企入校,形成学城联动、产教匹配、校企合作的办学格局。要强化平台共建,协商共治,建设市域产教联合体、全国性行业产教融合共同体,促进多元联动、资源共享、信息互通。同时,要充分发挥政府统筹作用,完善政校企行共同参与、协商共治的机制,引导更多优质资源投入职业教育。
与“产”共舞,科教融汇,做创新发展的智动力。随着新一轮科技革命和产业变革的深入演进,新理念、新技术、新模式、新业态层出不穷,对职业院校的教学与科研融合等问题,提出了更高的要求和更大的挑战。职业教育身处生产第一线,既要为破解“卡脖子”问题培养更多高素质技术技能人才,又要在促进创新链和产业链精准对接中成为科技成果转化的“中试车间”,在服务国家创新驱动发展战略中贡献职教力量。
科教融汇是国家创新体系建设的重要内容,是职业教育类型特色的改革方向,是技术技能人才培养的时代要求。职业院校必须找准“科”与“教”的契合点,调整科研定位、深化研教融合。推动人才培养由“实用型”向“创新型”叠加,培养目标上移“中试”,育人模式连接“职场”,教学组织联通“实境”。推动科研定位由“闭门式”向“立地式”调整。对接国家战略部署,对接地方支柱产业发展需要,对接当地企业技术研发和产品升级要求,把论文写在田间车间,把课题立在行业企业,把成果用在生产一线和教书育人上。推动科教关系由“浅层次结合”向“全方位融合”转变,将科研项目转化为课程资源,融入教学,让新技术、新工艺、新产品、新标准进入课堂。
与“数”共进,产教同频,做数字工匠培育的新高地。当前,数字经济与实体经济的深度融合正在突破时空约束,开辟数智融合的新赛道,成为高质量发展的新动能。而以高质量发展为底色的中国式现代化,需要大批自信、自立、自强的数字工匠作为人才支撑。
职业教育要主动适应数字经济发展需求,大力培养新时代数字工匠。要塑造数字工匠的文化之魂。提取中华优秀传统文化、革命文化、社会主义先进文化的精华,将其与新时代工匠精神融合在一起,打造具有中国特色、时代精神、数字化特征的校园文化。教育引导学生厚植家国情怀、涵养进取品格、夯实数智基础、强化使命担当。要夯实数字工匠的成长之基。推动学校“小课堂”和社会“大课堂”有效衔接,引导学生走出校门、接触社会、知行合一,在实践中了解国情民情、拥抱数智时代,增长知识才干。要锻造数字工匠的思维之核。搭建数字化平台,打造一流软硬件基础设施,建设“人人、时时、处处”能学的智慧化校园;制定完善学生信息素养标准,开发信息素养课程和教材,强化信息素养和技能培训,强化人机结合、数据赋能等数字化思维的养成。要强健数字工匠的技能之翼。开设人工智能、大数据等新课程,借助大数据、云计算、元宇宙等技术手段,创新线上线下相结合的混合式教学改革,建设职业教育专业教学资源库、精品在线开放课程、虚拟仿真实训基地和具有真实生产功能的实训教室,支撑数字化教学改革。
(作者系日照职业技术学院党委书记)
《中国教育报》2024年03月11日第2版 版名:2024年全国两会特刊
作者:肖梅
今年的政府工作报告提出要“深入实施科教兴国战略,坚持教育强国、科技强国、人才强国建设一体统筹推进,创新链产业链资金链人才链一体部署实施”“大力提高职业教育质量”。职业教育相关话题,成为今年全国两会期间最受关注的话题之一。
服务人的全面发展、服务经济社会发展和服务国家重大战略,是新时代赋予职业教育的历史使命。推进职业教育高质量发展,必须紧扣时代经济发展脉搏,深化产教融合,实现与产业发展和城市建设的同频共振、互融共生;必须在科教兴国战略中找准坐标、厚植优势、彰显贡献,深化科教融汇,找准“科”与“教”的契合点,加快培养适应新质生产力要求的能工巧匠。
与“城”共兴,融合发展,做经济增长的强变量。近年来,职业教育产教融合在制度、理念、实践等方面取得了重大成果和显著成效。面对新时代经济发展的新形势和构建现代职教体系的新任务,产教融合需要持续提升层次、走向深入、创新形态。
产教城一体化是产教融合的高级形态,是中国特色产教融合体系的重要组成部分,能够在更广领域、更多层面上促进教育和产业的集聚联合,实现产教融合、产城融合、教城融合。推进职业教育发展与建设高质高效的现代产业体系、宜居宜业的新型城市结合起来,要强化规划同步,战略协同。将产教城一体化发展纳入地方经济社会发展规划以及城乡布局、产业布局和重大生产力布局规划,同步推进产教城一体化发展政策制定、要素支持和重大项目建设。要强化空间聚合,协同育人,将职业院校植入城市、专业办学融入园区、专业建设对接产业发展,打破围墙,引校入园,引企入校,形成学城联动、产教匹配、校企合作的办学格局。要强化平台共建,协商共治,建设市域产教联合体、全国性行业产教融合共同体,促进多元联动、资源共享、信息互通。同时,要充分发挥政府统筹作用,完善政校企行共同参与、协商共治的机制,引导更多优质资源投入职业教育。
与“产”共舞,科教融汇,做创新发展的智动力。随着新一轮科技革命和产业变革的深入演进,新理念、新技术、新模式、新业态层出不穷,对职业院校的教学与科研融合等问题,提出了更高的要求和更大的挑战。职业教育身处生产第一线,既要为破解“卡脖子”问题培养更多高素质技术技能人才,又要在促进创新链和产业链精准对接中成为科技成果转化的“中试车间”,在服务国家创新驱动发展战略中贡献职教力量。
科教融汇是国家创新体系建设的重要内容,是职业教育类型特色的改革方向,是技术技能人才培养的时代要求。职业院校必须找准“科”与“教”的契合点,调整科研定位、深化研教融合。推动人才培养由“实用型”向“创新型”叠加,培养目标上移“中试”,育人模式连接“职场”,教学组织联通“实境”。推动科研定位由“闭门式”向“立地式”调整。对接国家战略部署,对接地方支柱产业发展需要,对接当地企业技术研发和产品升级要求,把论文写在田间车间,把课题立在行业企业,把成果用在生产一线和教书育人上。推动科教关系由“浅层次结合”向“全方位融合”转变,将科研项目转化为课程资源,融入教学,让新技术、新工艺、新产品、新标准进入课堂。
与“数”共进,产教同频,做数字工匠培育的新高地。当前,数字经济与实体经济的深度融合正在突破时空约束,开辟数智融合的新赛道,成为高质量发展的新动能。而以高质量发展为底色的中国式现代化,需要大批自信、自立、自强的数字工匠作为人才支撑。
职业教育要主动适应数字经济发展需求,大力培养新时代数字工匠。要塑造数字工匠的文化之魂。提取中华优秀传统文化、革命文化、社会主义先进文化的精华,将其与新时代工匠精神融合在一起,打造具有中国特色、时代精神、数字化特征的校园文化。教育引导学生厚植家国情怀、涵养进取品格、夯实数智基础、强化使命担当。要夯实数字工匠的成长之基。推动学校“小课堂”和社会“大课堂”有效衔接,引导学生走出校门、接触社会、知行合一,在实践中了解国情民情、拥抱数智时代,增长知识才干。要锻造数字工匠的思维之核。搭建数字化平台,打造一流软硬件基础设施,建设“人人、时时、处处”能学的智慧化校园;制定完善学生信息素养标准,开发信息素养课程和教材,强化信息素养和技能培训,强化人机结合、数据赋能等数字化思维的养成。要强健数字工匠的技能之翼。开设人工智能、大数据等新课程,借助大数据、云计算、元宇宙等技术手段,创新线上线下相结合的混合式教学改革,建设职业教育专业教学资源库、精品在线开放课程、虚拟仿真实训基地和具有真实生产功能的实训教室,支撑数字化教学改革。
(作者系日照职业技术学院党委书记)
《中国教育报》2024年03月11日第2版 版名:2024年全国两会特刊
作者:肖梅
2024.03.11
OTEMOTO |オ・テモト@otemoto_media
おっパン網誌報導
練馬老師的訪談
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』の原作者が価値観"アップデート"をすすめるわけ。「おじさん自身にも幸せであってほしい」
つなげる2024.03.11
難波寛彦
LINEマンガの大人気作が原作のドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』。ファンからは『おっパン』の略称でも親しまれている同作を手がけた、漫画家の練馬ジムさんにお話を聞きました。
いま話題となっているドラマ、『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(毎週土曜日23時40分〜、東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)。思わず二度見してしまうようなユニークなタイトルの作品は、国内累計閲覧数7900万回(2024年3月時点)を超えるLINEマンガの大人気作が原作です。
古い常識や価値観を押し付けるあまり、家庭でも職場でも疎まれていた中年男性の沖田誠が、自分を変えるべく一念発起して"アップデート"に取り組む…そんな斬新な視点で描かれた物語は幅広い読者の共感を呼び、ファンからは『おっパン』の略称でも親しまれています。
原作を手がけた漫画家の練馬ジムさんは、ネーム(コマ割りやセリフ)と作画の二人体制。男性同士の恋愛を描くBL(ボーイズラブ)作品を中心に創作を続け、2021年3月からLINEマンガで連載中の『おっパン』は、現在6巻まで発売されています。
ドラマもいよいよ佳境に入った『おっパン』を手がけるお二人に、誕生秘話から作品に込めた思いまで、同作にまつわるお話を聞きました。
嫌なおじさん"に着想
ーードラマ化も話題の『おっパン』ですが、「新たな価値観にアップデートしていく」という視点が生まれたきっかけは?
練馬ジム:ネーム担当「作画担当と一緒にアルバイトをしていたことがあるのですが、私たちは当時から現在まで一緒に暮らしているので、職場の人に『彼氏いないの?』『結婚しないの?』と聞かれて嫌な思いをするかもしれないと最初は不安でした。でも、そんなことを言ってくる人は誰もいなかったんです。
むしろ、『漫画家として一緒にやっていこうとしてくれている人がいるなら、結婚なんかせずに絶対に続けた方がいい』と言ってくれる人さえいて(笑)。
そこで思ったのは、『ひょっとすると、世間は"年頃の男女は結婚すべき"という固定観念にとらわれている人ばかりではないのでは?』ということだったんです。そこで、LGBTQを含めたマイノリティに属さない人の目線で、作品を描いてみたいと思うようになりました」
ーーお二人の実体験も元になっているんですね。
練馬ジム:ネーム担当「ほとんどがそうですね。主人公の誠も、日常のなかで実際に出会ったことがある"嫌なおじさん"をモチーフにしたキャラクターです。実体験といえば、萌(誠の長女)にまつわる腐女子エピソードは、ほぼ私たちの経験談のようになっています(笑)」
ーー世代間の分断を煽るのではなく、「アップデート」という表現にしたことも印象的です。
練馬ジム:ネーム担当「私自身も感じていますが、『そんなことも知らないの?』と無知を責められるのは誰しもつらいこと。なので、"知らない"ことを責めるような表現は絶対にしたくありませんでした。
道でぶつかってきて舌打ちをする…そんな嫌なおじさんを少しでも減らしたいという思いもありました。価値観をアップデートするとコミュニケーションの幅も増えますし、"いいおじさん"にもなれる。おじさん自身にも幸せであってほしいんです」
ーー敵対するのではなく共存するということですね。そのために欠かせないキーワードとして登場する「パンツ」に目をつけたきっかけは?
練馬ジム:ネーム担当「二人でヨガ教室に通っていたのですが、そこでの着替え時に参加者のみなさんの下着がふと目に入って。すると、Tバックだったり派手な色や柄だったり、私たちが『こんな窮屈そうで肌触りも良くなさそうなのに誰がはくんだろう』と思っていたような下着を、みなさん普通にはいていたんです。でも、"他人の目を気にせずに、自分の好きなものをはいていていいな"とも思いました。
例えば、LGBTQ非当事者の方が当事者の気持ちになることは難しいと思うんですが、そうした個性を、多くの人が日ごろ身につけているであろう下着に例えたらわかりやすいのではと思ったことがきっかけです」
練馬ジム:作画担当「多くの人は無意識かもしれませんが、下着には何かしらのこだわりがあると思うんです。例えば、私たちは素材などのはき心地を重視して選んでいるのですが、みなさんにもきっと1つはこだわりがあるだろうなと思ったので、自分で選ぶことが多いパンツに例えてみることにしました。もちろん、『はかない』というこだわりがある方もいるかもしれませんね」
何だって趣味と呼んでいい
ーーそれぞれの個性を、パンツへのこだわりに置き換えたんですね。主人公の誠はこれといった趣味もなかったため、大地(ゲイの青年)に「趣味は家族だ」と言われ少し自信を持つことができたような描写もありました。
練馬ジム:ネーム担当「友人に『趣味がない』とずっと悩んでいる人がいたのですが、私たちはいわゆる"オタク活動"をしてるので、その気持ちがいまいちよくわからなかったんです。何か趣味が欲しくてなんとなくカメラに挑戦し、なかにはレンズに十数万をかけたという人も。それを聞いて、『趣味を見つけるってそんなに大変なんだ』とかなり驚きました。
誠は趣味がないというキャラクターだったのですが、だからといって趣味がない人を否定したくはなかった。そこで、家族が一番大事で、一緒に過ごすために頑張っていることは趣味と呼べるんじゃないかと思ったんです」
練馬ジム:作画担当「趣味があって、情熱を向ける何かがあれば、家族との会話が少なかったとしても気にならない場合もあると思うんです。でも、誠は家族とコミュニケーションをとりたいとは思っているのに、否定的な言葉しか出てこなくて結果的に家族から嫌われているというキャラ。つまり、本質的に家族が趣味の人なんですよね」
ーー息を吐くように他人を否定してしまうあまり、腐女子の萌の逆鱗に触れるというシーンもありました。
練馬ジム:ネーム担当「これは実際にあったことですが、知人に『わけのわからない漫画を描いて、本当に仕事になっているのか』と言われたことがありました。
SNSでも『少女漫画の男に恋するならわかるけど、男同士に萌えるという女は、彼氏がいないせいでおかしくなっているんじゃないか』という腐女子に対する批判があったんです。私も同じ趣味を持つものとして、それを見た時にすごく腹が立ったんですよ」
練馬ジム:作画担当「腐女子以外の人から見たら私たちは奇異に映るかもしれませんが、そうした心ない言葉をかけられてしまうと、『もう関わりたくない』とシャットアウトしてしまいたくなりますね」
練馬ジム:ネーム担当「萌は、家族のなかでも最も誠と敵対しているキャラ。以前、読者の方に『萌の誠に対する態度がひどい』と感想をいただいたこともありますが、他人にそこまで否定されたらこういう態度にもなるよ、という気持ちも込めて描いています」
ーー現在放送中のドラマも話題となっていますが、実写化に際して大切にしてほしかったポイントなどはありましたか?
練馬ジム:ネーム担当「誠は否定的でキツいセリフが多いキャラなので、実写化の際はそんなセリフを口にしても怖くない人に演じていただきたいと思っていました。そういう意味では、お茶の間でも愛されキャラで人気の原田泰造さんに演じていただけたことは、本当によかったと思っています」
ーーお二人にとっても理想的な人選だったんですね。内容についてはいかがですか?
練馬ジム:ネーム担当「LGBTQに関するエピソードもありますが、自分たちが間違った認識をしていないか不安ではありました。当事者の方が不快な思いをされることは絶対に避けたかったので、LGBTQ監修を入れることをドラマ化の条件にしようとは考えていましたが、最初にドラマサイドからLGBTQ監修が入ると連絡をいただき、安心してお任せすることができましたね」
大切にしてほしい自己肯定感
ーードラマもいよいよクライマックスですが、『おっパン』を通してお二人が伝えたいことはありますか?
練馬ジム:ネーム担当「『おっパン』では誠のアップデートがポイントになっていますが、必ずしもアップデートしなければいけないと伝えたいわけではないんです。強制されて何かをやってしまうと、うまくいかなかったときに誰も褒めてくれず、他人のせいにしてしまいがち。でも、自分から進んでやったことならどんな結果でも受け入れられるはず。
何かを変えたいと思ったならば自分の意思で変えるべきですし、変化することを決断した自分も褒めてあげてほしいです。そのことが、結果的に自己肯定感をアップさせることにもつながると思います」
練馬ジム:作画担当「自己肯定感というと壮大に感じがちかもしれませんが、例えば『今日の夕飯はカレーにしよう』と決めたら、その決断をすることができた自分を褒めてあげる。それが自己肯定感という満足につながるのではないでしょうか。
価値観のアップデートも同じです。世間がうるさいから仕方なくするというよりも、自分からしたいと思って決断したのなら、まずは自分を褒めてあげて、自信をもってほしい。人には得手不得手があるので、人と比べてしまっては疲れるだけです。自分ができることを何よりも自分が認めてあげることが、幸せにつながるんだと思います」
<放送情報>
ドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』
2024年1月6日(土)〜3月16日(土)予定<全11話>
毎週土曜日23時40分〜24時35分 東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
難波寛彦
秋田県出身。玉川大学卒業後、外資系アパレル企業を経てファッション誌のウェブ版の編集に携わる。Harper's BAZAAR Japan digital編集部在籍時には、アート・カルチャー、ダイバーシティ、サステナビリティに関する企画を担当。2023年7月ハリズリー入社。最近の関心ごとは、学校教育、地方創生。
OTEMOTO |オ・テモト@otemoto_media
おっパン網誌報導
練馬老師的訪談
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』の原作者が価値観"アップデート"をすすめるわけ。「おじさん自身にも幸せであってほしい」
つなげる2024.03.11
難波寛彦
LINEマンガの大人気作が原作のドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』。ファンからは『おっパン』の略称でも親しまれている同作を手がけた、漫画家の練馬ジムさんにお話を聞きました。
いま話題となっているドラマ、『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(毎週土曜日23時40分〜、東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)。思わず二度見してしまうようなユニークなタイトルの作品は、国内累計閲覧数7900万回(2024年3月時点)を超えるLINEマンガの大人気作が原作です。
古い常識や価値観を押し付けるあまり、家庭でも職場でも疎まれていた中年男性の沖田誠が、自分を変えるべく一念発起して"アップデート"に取り組む…そんな斬新な視点で描かれた物語は幅広い読者の共感を呼び、ファンからは『おっパン』の略称でも親しまれています。
原作を手がけた漫画家の練馬ジムさんは、ネーム(コマ割りやセリフ)と作画の二人体制。男性同士の恋愛を描くBL(ボーイズラブ)作品を中心に創作を続け、2021年3月からLINEマンガで連載中の『おっパン』は、現在6巻まで発売されています。
ドラマもいよいよ佳境に入った『おっパン』を手がけるお二人に、誕生秘話から作品に込めた思いまで、同作にまつわるお話を聞きました。
嫌なおじさん"に着想
ーードラマ化も話題の『おっパン』ですが、「新たな価値観にアップデートしていく」という視点が生まれたきっかけは?
練馬ジム:ネーム担当「作画担当と一緒にアルバイトをしていたことがあるのですが、私たちは当時から現在まで一緒に暮らしているので、職場の人に『彼氏いないの?』『結婚しないの?』と聞かれて嫌な思いをするかもしれないと最初は不安でした。でも、そんなことを言ってくる人は誰もいなかったんです。
むしろ、『漫画家として一緒にやっていこうとしてくれている人がいるなら、結婚なんかせずに絶対に続けた方がいい』と言ってくれる人さえいて(笑)。
そこで思ったのは、『ひょっとすると、世間は"年頃の男女は結婚すべき"という固定観念にとらわれている人ばかりではないのでは?』ということだったんです。そこで、LGBTQを含めたマイノリティに属さない人の目線で、作品を描いてみたいと思うようになりました」
ーーお二人の実体験も元になっているんですね。
練馬ジム:ネーム担当「ほとんどがそうですね。主人公の誠も、日常のなかで実際に出会ったことがある"嫌なおじさん"をモチーフにしたキャラクターです。実体験といえば、萌(誠の長女)にまつわる腐女子エピソードは、ほぼ私たちの経験談のようになっています(笑)」
ーー世代間の分断を煽るのではなく、「アップデート」という表現にしたことも印象的です。
練馬ジム:ネーム担当「私自身も感じていますが、『そんなことも知らないの?』と無知を責められるのは誰しもつらいこと。なので、"知らない"ことを責めるような表現は絶対にしたくありませんでした。
道でぶつかってきて舌打ちをする…そんな嫌なおじさんを少しでも減らしたいという思いもありました。価値観をアップデートするとコミュニケーションの幅も増えますし、"いいおじさん"にもなれる。おじさん自身にも幸せであってほしいんです」
ーー敵対するのではなく共存するということですね。そのために欠かせないキーワードとして登場する「パンツ」に目をつけたきっかけは?
練馬ジム:ネーム担当「二人でヨガ教室に通っていたのですが、そこでの着替え時に参加者のみなさんの下着がふと目に入って。すると、Tバックだったり派手な色や柄だったり、私たちが『こんな窮屈そうで肌触りも良くなさそうなのに誰がはくんだろう』と思っていたような下着を、みなさん普通にはいていたんです。でも、"他人の目を気にせずに、自分の好きなものをはいていていいな"とも思いました。
例えば、LGBTQ非当事者の方が当事者の気持ちになることは難しいと思うんですが、そうした個性を、多くの人が日ごろ身につけているであろう下着に例えたらわかりやすいのではと思ったことがきっかけです」
練馬ジム:作画担当「多くの人は無意識かもしれませんが、下着には何かしらのこだわりがあると思うんです。例えば、私たちは素材などのはき心地を重視して選んでいるのですが、みなさんにもきっと1つはこだわりがあるだろうなと思ったので、自分で選ぶことが多いパンツに例えてみることにしました。もちろん、『はかない』というこだわりがある方もいるかもしれませんね」
何だって趣味と呼んでいい
ーーそれぞれの個性を、パンツへのこだわりに置き換えたんですね。主人公の誠はこれといった趣味もなかったため、大地(ゲイの青年)に「趣味は家族だ」と言われ少し自信を持つことができたような描写もありました。
練馬ジム:ネーム担当「友人に『趣味がない』とずっと悩んでいる人がいたのですが、私たちはいわゆる"オタク活動"をしてるので、その気持ちがいまいちよくわからなかったんです。何か趣味が欲しくてなんとなくカメラに挑戦し、なかにはレンズに十数万をかけたという人も。それを聞いて、『趣味を見つけるってそんなに大変なんだ』とかなり驚きました。
誠は趣味がないというキャラクターだったのですが、だからといって趣味がない人を否定したくはなかった。そこで、家族が一番大事で、一緒に過ごすために頑張っていることは趣味と呼べるんじゃないかと思ったんです」
練馬ジム:作画担当「趣味があって、情熱を向ける何かがあれば、家族との会話が少なかったとしても気にならない場合もあると思うんです。でも、誠は家族とコミュニケーションをとりたいとは思っているのに、否定的な言葉しか出てこなくて結果的に家族から嫌われているというキャラ。つまり、本質的に家族が趣味の人なんですよね」
ーー息を吐くように他人を否定してしまうあまり、腐女子の萌の逆鱗に触れるというシーンもありました。
練馬ジム:ネーム担当「これは実際にあったことですが、知人に『わけのわからない漫画を描いて、本当に仕事になっているのか』と言われたことがありました。
SNSでも『少女漫画の男に恋するならわかるけど、男同士に萌えるという女は、彼氏がいないせいでおかしくなっているんじゃないか』という腐女子に対する批判があったんです。私も同じ趣味を持つものとして、それを見た時にすごく腹が立ったんですよ」
練馬ジム:作画担当「腐女子以外の人から見たら私たちは奇異に映るかもしれませんが、そうした心ない言葉をかけられてしまうと、『もう関わりたくない』とシャットアウトしてしまいたくなりますね」
練馬ジム:ネーム担当「萌は、家族のなかでも最も誠と敵対しているキャラ。以前、読者の方に『萌の誠に対する態度がひどい』と感想をいただいたこともありますが、他人にそこまで否定されたらこういう態度にもなるよ、という気持ちも込めて描いています」
ーー現在放送中のドラマも話題となっていますが、実写化に際して大切にしてほしかったポイントなどはありましたか?
練馬ジム:ネーム担当「誠は否定的でキツいセリフが多いキャラなので、実写化の際はそんなセリフを口にしても怖くない人に演じていただきたいと思っていました。そういう意味では、お茶の間でも愛されキャラで人気の原田泰造さんに演じていただけたことは、本当によかったと思っています」
ーーお二人にとっても理想的な人選だったんですね。内容についてはいかがですか?
練馬ジム:ネーム担当「LGBTQに関するエピソードもありますが、自分たちが間違った認識をしていないか不安ではありました。当事者の方が不快な思いをされることは絶対に避けたかったので、LGBTQ監修を入れることをドラマ化の条件にしようとは考えていましたが、最初にドラマサイドからLGBTQ監修が入ると連絡をいただき、安心してお任せすることができましたね」
大切にしてほしい自己肯定感
ーードラマもいよいよクライマックスですが、『おっパン』を通してお二人が伝えたいことはありますか?
練馬ジム:ネーム担当「『おっパン』では誠のアップデートがポイントになっていますが、必ずしもアップデートしなければいけないと伝えたいわけではないんです。強制されて何かをやってしまうと、うまくいかなかったときに誰も褒めてくれず、他人のせいにしてしまいがち。でも、自分から進んでやったことならどんな結果でも受け入れられるはず。
何かを変えたいと思ったならば自分の意思で変えるべきですし、変化することを決断した自分も褒めてあげてほしいです。そのことが、結果的に自己肯定感をアップさせることにもつながると思います」
練馬ジム:作画担当「自己肯定感というと壮大に感じがちかもしれませんが、例えば『今日の夕飯はカレーにしよう』と決めたら、その決断をすることができた自分を褒めてあげる。それが自己肯定感という満足につながるのではないでしょうか。
価値観のアップデートも同じです。世間がうるさいから仕方なくするというよりも、自分からしたいと思って決断したのなら、まずは自分を褒めてあげて、自信をもってほしい。人には得手不得手があるので、人と比べてしまっては疲れるだけです。自分ができることを何よりも自分が認めてあげることが、幸せにつながるんだと思います」
<放送情報>
ドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』
2024年1月6日(土)〜3月16日(土)予定<全11話>
毎週土曜日23時40分〜24時35分 東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
難波寛彦
秋田県出身。玉川大学卒業後、外資系アパレル企業を経てファッション誌のウェブ版の編集に携わる。Harper's BAZAAR Japan digital編集部在籍時には、アート・カルチャー、ダイバーシティ、サステナビリティに関する企画を担当。2023年7月ハリズリー入社。最近の関心ごとは、学校教育、地方創生。
外企背调那些事
在竞争激烈的职场中,外企背景调查成为了求职者和雇主之间的一种重要环节。外企对员工的招聘程序更加严格,因此他们对求职者的背景和资历也更为重视。在这个过程中,有一些事情是需要特别注意的。
首先,外企通常会委托专业机构进行背景调查。这些机构会对求职者的教育背景、工作经历、个人信用记录等进行详细调查,以确保求职者的资历符合公司的要求。因此,求职者要提供真实准确的信息,避免造假等行为,一旦被查实,将对求职者的职业生涯造成严重的负面影响。
其次,外企背景调查比较注重求职者的个人品行和社交背景。公司会通过各种途径了解求职者的社交关系、人际交往方式等信息,以确保求职者没有不良的社会背景。因此,求职者在日常生活中要注意自己的行为举止,避免与不良人士产生交往,以免对背景调查造成负面影响。
另外,外企还会对求职者的技能和能力进行评估。公司通常会通过面试、技能测试等方式来了解求职者的实际水平,以确保其具备符合职位要求的技能。因此,求职者在准备面试和技能测试时要提前做好充分的准备,展示自己的专业知识和技能,以打动招聘者。
总的来说,外企背景调查是一项非常重要的环节,对于求职者来说,要提供真实准确的信息,保持良好的个人品行,展示自己的专业能力,以确保顺利通过背景调查,获得心仪的工作机会。只有这样,才能在职场上获得更广阔的发展空间。
在竞争激烈的职场中,外企背景调查成为了求职者和雇主之间的一种重要环节。外企对员工的招聘程序更加严格,因此他们对求职者的背景和资历也更为重视。在这个过程中,有一些事情是需要特别注意的。
首先,外企通常会委托专业机构进行背景调查。这些机构会对求职者的教育背景、工作经历、个人信用记录等进行详细调查,以确保求职者的资历符合公司的要求。因此,求职者要提供真实准确的信息,避免造假等行为,一旦被查实,将对求职者的职业生涯造成严重的负面影响。
其次,外企背景调查比较注重求职者的个人品行和社交背景。公司会通过各种途径了解求职者的社交关系、人际交往方式等信息,以确保求职者没有不良的社会背景。因此,求职者在日常生活中要注意自己的行为举止,避免与不良人士产生交往,以免对背景调查造成负面影响。
另外,外企还会对求职者的技能和能力进行评估。公司通常会通过面试、技能测试等方式来了解求职者的实际水平,以确保其具备符合职位要求的技能。因此,求职者在准备面试和技能测试时要提前做好充分的准备,展示自己的专业知识和技能,以打动招聘者。
总的来说,外企背景调查是一项非常重要的环节,对于求职者来说,要提供真实准确的信息,保持良好的个人品行,展示自己的专业能力,以确保顺利通过背景调查,获得心仪的工作机会。只有这样,才能在职场上获得更广阔的发展空间。
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